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有限会社ロニオン 「イタリアンレストラン ロニオン」

「小さな改善を積み重ねること。それこそが成長の礎。」有限会社ロニオン 「イタリアンレストラン ロニオン」

16歳で高校を中退し、ロニオンに入社。約2年間働いた後、イタリアにわたる。ワインバーやレストランで働きながらワインの醸造学校に通う2年間を過ごした後に帰国。複数のイタリアンレストランで計3年間、マネージャー経験を積み、2006年にロニオンに再入社。現在に至る。

ロニオンに入社されたきっかけを教えてください。

私はもともとイタリアに強い憧れを抱いていて、16歳のときイタリアに行く準備のために高校を中退しました。その頃に当時ロニオンで働いていた方と知り合う機会があったんです。その方に誘われたのがきっかけで入社しました。イタリアに行く資金も必要でしたし、イタリアに行く前に簡単なイタリア語やワインを勉強できればと考えたんです。ですからもともと接客業に興味があったわけではなかったのです。

その後、念願かなってイタリアに渡り、約2年間の滞在中ワインの醸造学校に通い、ワインの作り方やブドウの育て方を学びました。イタリアでは生活費を稼ぐためにワインバーやレストランで働いていましたね。今では大好きで趣味となっているワインですが、実はイタリアに渡った当初はほとんど飲めませんでした。イタリアでワイン好きの人たちと一緒に飲むようになって好きになり、勉強しようと思ったんです。

帰国後はすぐにロニオンに戻られたのですか?

イタリアにいた間も、帰国後もロニオンのメンバーとの交流は続いていましたが、帰国後の約3年はイタリアンレストランを3店ほど転々とし、そこでマネージャーの経験を積むことができました。その後2006年に再度ロニオンに入社したのです。

業務改善は大変な仕事ですが、店をより良くしたいという想いをメンバーと共有できるやりがいのある仕事です。メンバー全員が改善の意義を理解して取り組んでくれるからこそ結果に繋がるのだと思いますし、そんなときは本当に嬉しいです。疲れも吹き飛びますし、達成感も大きいですね。

ロニオンで働く魅力や仕事のやりがいはどんな点ですか?

いくつかありますが、型に捉われずに自由に働けるところは魅力ですね。高級レストランやチェーン店だと、接客ひとつをとっても「右側から料理を出す」「ひざまずいて接客する」などルールが決められている場合がほとんどです。けれどもロニオンでは、お客様に不快感を与えないという大前提さえ忘れなければ形式はこだわりません。飲食経験が長い人などは働きやすい店だと思いますね。

また、休暇が飲食店としてはとても多いです。毎週定休日がありますし、お盆や年末年始には連休もあります。確かに日々の仕事は忙しく、肉体的にも大変ですが一般的な飲食業よりはまとまった休暇が取れていると思います。

そして一番の魅力はやはりワインですね。一般的なイタリアンレストランでは30種類から50種類くらいのワインを揃えていますが、ロニオンでは約300種のワインを取り揃えています。また勉強のために、メンバーには卸業者などが開くワインの試飲会にも機会を作ってどんどん参加してもらいますから、ワインについての経験や知識を磨くこともできます。ワインが趣味の私にとってロニオンはとても魅力的で楽しい仕事場です。ですから同じようにワインが好きな方であれば、ロニオンはきっと魅力的だと思いますね。

どうしてそんなにワインに力を入れているんですか?

もともと私が最初に働き始めた10年前はロニオンも30種類ほどしかワインを取り揃えていない普通のレストランでした。増え始めたのは私がロニオンを離れていたときからですね。私もイタリアからロニオンにどんどんワインを送って協力しました。そうして私がロニオンに戻ってきたときには100種類くらいの品揃えになっていました。その後も収集を続け、現在では300種類ほどにまで増えました。

最近では既成のワインを買い取るだけでなく、イタリアの生産者と専属契約をし、そこで作られるイタリアンハウスワインは独自のブランドとして提供するケースもあります。

入荷するワインはどうやって選んでいるんですか?

今までは専門の雑誌に掲載されたワインや試飲会で美味しかったワイン、それに生産本数が限られていて希少価値が高そうなワインを選んでいました。「イタリアのこの地方」といったこだわりはなく、美味しくて話題になったワインを取り寄せてましたね。

しかし、今この方法を変える取り組みを始めています。イタリアに限らず全世界を対象に、ワインではなく生産者に目を向けて取引先を選ぶスタイルです。まず、美味しいワイン・気に入ったワインを作った生産者をリストアップし、連絡を取って情報を集めます。そうして最終的には生産者の情報が載ったワインリストを作るのです。リストはまだ3割ほどしかできていませんが、早く完成させたいですね。きっとワインを頼むお客様にとっても生産者が見えることは嬉しいことだと思います。

ワインの他に、ロニオンにはどんな特色がありますか?

お客様とのコミュニケーションを円滑にするため、お客様がいらっしゃったときに話した内容や記念日などのトピックスは全て紙に書き留めてあります。これまでの情報を全て残してあるので、常連さんともなると膨大な量になります。常連さんんでなくても一度でも誕生日などの記念日にお越し頂いたお客様であれば記録していますので、また同じ記念日に予約して頂いたときには、サプライズでケーキをお出ししたりもします。毎日書いているこの記録は本当にロニオンの資産ですね。

ほかには、目の前に石神井池があるので、店のテラスからの景観はとても綺麗です。そのためなのか映画やドラマのロケ地としてもよく使われていますね。実はまた近々二件ほどロケ地としてのオファーを頂いています。ですから、テラス席はテレビで見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

最後に店舗として、個人としての今後の夢や目標があったら教えてください。

一番の目標はニ店舗目を出すことですね。今後どんどん店舗展開をしていくということではなく、いつかはロニオンよりももっとこじんまりとした店を出したいと考えています。また個人としてはいつかは独立して自分の店を持ちたいです。今はロニオンで店舗経営も含む本当に様々な仕事をさせてもらっていて、勉強になることもたくさんあります。これからも自分と店舗の目標の為に楽しみながら働いていきたいです。

取材を終えて
イタリアンレストラン ロニオンの魅力はなんといってもそのワインの品揃えとこだわりだ。品揃えは一般的なイタリアンレストランの約10倍、そして価格も通常であれば3000〜4000円するワインが2000円で飲めるという。「安くて美味しいのがイタリアワインの良さ。サービス料や利益で高く提供したらその良さが一つ失われてしまう」という頓所氏の言葉にはお客様にワインを提供するプロとしてのこだわりが凝縮している。 またワインだけでなく、料理の価格もリーズナブルに抑え、お客様の希望には可能な限り応えるという。このようなお客様と提供する料理やワインに対する真摯な姿勢が今日もまた新たな常連を生み出していくのだろう。